結構前になりますが、Funn - Mamba One Side クリップ MTB ペダルを導入しました。
半年以上、使い込んでみたので感想をまとめてみます。
フラットペダルとして見たときの性能の高さ
外見からも分かる通り、アルミで軽量・高剛性。そして薄くて広い作りは理想的なフラットペダルと言えます。
側面から見た写真がこちらです。クランクの長さと比較していただければ、薄さと広さが大体わかっていただけると思います。
広いペダルにガッチリと食い込むピンが装着されているため、ソールの柔らかいスニーカーでも、安定してペダリングができ、ビンディングシューズなしでもそこそこの高ケイデンスを維持することができ、なおかつ疲れません。そして雨でも滑らず安心して漕げます。
ペダリングのしやすさにはペダル大きさだけではなく、軸ギリギリの薄さというのが一役買っています。
ビンディング面のピンをつけるべきか否か
付属物としてピンが8個付いています。これは 裏面のビンディング面につけることができます。(1つのペダルに4つで、左右で8個)実際に装着している画像がこちら。
結構、ピンが出っ張っているように見えますが、このピンは自分が持っているシマノやマヴィックのマウンテンバイクシューズではピンとソールは干渉しません。そんなわけで、ビンディングの着脱にピンが食い込んで影響するということはありません。
裏面のピンをつけててよかったなと思うのはフラットペダルでビンディング面を間違って踏んでしまった時です、ビンディング面にもピンがついていると滑らずに安心して漕げるというのがとてもメリットに思います。
踏み面の大きさはビンディング使用時にメリットとして寄与するか?
ぶっちゃけ、靴と踏み面は接触しないので、ペダルの踏み面の大きさはビンディングを装着して走った時にほとんど寄与しません。
ただ、自分としてはでかい石がゴロゴロしているところやぬかるみなどの転倒の可能性が多い場所など、ビンディングを装着しながら走ると怖いときにビンディングペダルでもフラット面を利用する時に楽に漕げるというメリットを感じています。
まとめ
価格帯でいうとマウンテンバイクであれば Deore XT、ロードであればアルテグラクラスのペダルが買えるお値段ですが、大きめの面を持つ片面ビンディングペダルがあまり見当たらない以上、上位モデルのフラットペダルと遜色のない使い勝手があり、ツーリングに行くときはビンディングペダルとしても活躍できるペダルとしてはかなり重宝するモデルだと思っています。
自分のMTBペダル探しの旅はこのペダルで終わりを迎えたようです。