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「覇剣の皇姫 アルティーナ XIV」感想

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表紙はアルティーナを中心にレジスとクラリスさんが距離を置いて眺めている感じです。
若干、アルティーナが蚊帳の外っぽいのが気になります。

あらすじ

無能や背信の指揮官に足を引っ張られつつも、軍師レジスの策により、アルティーナはエルトリア教国を降伏せしめた。しかし、元帥となった彼女に帰還は許されない。新皇帝ラトレイユからの勅命が下る。『ヒスパーニア帝国を征服せよ』命令には不服ながらも、第四軍は隣国へと侵攻した。大砲と小銃で圧倒するも、敵国には"神の子"と謳われし軍師がおり……!? 覇剣の皇姫と読書狂の青年が織り成す覇道戦記ファンタジー、第十四弾

みどころ

13巻から引き続き南方攻略戦の続きです。13巻ではエルトリア教国が相手でしたが、14巻ではヒスパーニア帝国が相手となります。

名前でお判りの通りイスパニア(スペイン)がモデルです。地図がこれです。

前哨戦となる、「バルセデル要塞」がバルセロナあたり、帝都カンタナルはグラナダあたりでしょうか?グラナダにはアルハンブラ宮殿がありますので、帝都にふさわしい舞台設定と言えます。

14巻の見どころと言ってはなんと言っても新登場のヒスパーニア帝国軍師たるマリアムとレジスの読み合いです。ハイブリタニアのオズワルド大佐とレジスの対決を彷彿とさせる読み合いが繰り広げられます。

ジェロームさん偉くなりました

13巻で第六軍と第八軍がなくなってしまったせいで、新たに第十三軍が新設されました。司令官は我らが黒騎士のジェロームさんです。これを機に、ジェロームさんの出番が増えればいいのにと思う Munacky ですが、それほど出番が増える感じではないようです。銀英伝では第十三艦隊は大活躍するのに…

11巻で登場した副官のマリオンさんといい感じで掛け合い漫才をやっているようです。

大砲と要塞戦、そして遠征軍

14巻も前の流れを引き継ぎ、銃と大砲を使用した戦の描写にかなりの比重が割かれています。特に、古い要塞の城壁の構造が大砲に耐えられないなどの描写とか、兵士の死傷者の比率のうち、死亡率が跳ね上がるなどの描写があり、歴史の移り変わりを感じます。

おや、帝都の方位に当たって、レジスにはなにか策があるようです。

ライバルかヒロインか素敵な軍師マリアムさん

14巻では新しいライバルとなる女性軍師マリアムさんが登場します。オズワルドさんは私生活も隙がない感じでしたが、マリアムさんはどちらかというと私生活はポンコツなところがレジスさんと類似しています。

カラー口絵では結構きりりとしていますが

結構ポンコツのようです。

だいたいのシーンでお父さんと一緒に登場するので、お父さんとの掛け合いが中心になってしまうため、必然的にお父さんの出番が多くなります。仕事はバリバリにできるのに、私生活がポンコツというヒロインは比較的ありがちなのですが、お父さん目線で読んでいるうちに心配になってくる自分にびっくりです。

覇剣の皇姫アルティーナシリーズにしては珍しく、14巻は次号に続くという形で終わります。ああ、次の巻が楽しみです。

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