自転車 読書感想

「MTB 日和 vol.34」感想

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「乗りはじめるならいま!! 」

本当にその通りですよ。

唯一の MTB 専門雑誌

みなさんは「MTB日和」というムックをご存知でしょうか?今のロードバイクとクロスバイク隆盛の時代に細々とMTBを扱い続けている貴重な雑誌で、辰巳出版から発行されています。

あまり競技の結果は乗っていないのですが、のんびりとMTBを楽しむ視点で構成されています。
特集記事と定期連載のバランスが程よいのと、紙質がマットで印刷品質がよく、トレイルの記事などを読むと行きたくてたまらない気分にさせられるいい雑誌です。

3ヶ月に1度のペースで発行されるので、追いかける方ものんびりと追いかけられます。

今号の特集記事をピックアップしながら感想などを綴ってみました。

E-MTB特集

MTB日和でも特集がきました、電動アシストの MTB 特集です。最近では E Bike としてコンポーネントがBosheやシマノから出たことに続き、国内の法律(道交法施工規則)に適合するようになったため、E-MTB の特集になりました。ちゃんと道交法への言及もあります。

個人的には時速24kmでアシストが打ち切りになってしまう現状ではロードの電動アシスト自転車はなかなか流行らないんじゃないかと思うのですが、MTBではリフトに自転車を乗せて山を下るだけのひともいたりして、登りはアシスト付きで楽々、下りを楽しむ。というのはありなんじゃないかと思っています。

ただ、個人的にはフレームサイズのバリエーションが少ないのが気になります。

Miyataは2種類、Panasonicに関してはフレームは1サイズのみという残念な有様。コラテックなどの海外ブランドについてはサイズの情報が見つかりませんでした。スポーツサイクルでフレームサイズのバリエーションが少ないのはどうなのよ?と思いますが、メーカーもどのくらい売れるのか様子見状態といった印象を受けます。売れてきたら今後サイズが拡充していくといいなぁ。

ドロッパーシートポスト特集

ロードバイクを中心に乗っていた頃は、ポジション出てればサドルの上げ下げなんてできなくてもいいじゃないと思っていたのですが、MTB で山道を走ったり、障害物を使って練習をしているときにスイッチ一つでサドルを下げられることがこんなに便利なのかと感心しました。

ドロッパーシートポストの方式の違いや選び方のポイントが紹介され、その後、沢山の商品が並んでいます。

最新ブレーキインプレッション

ロードバイクでもディスクブレーキが市民権を得つつありますが、MTBに関していうと10万円以下の完成車でもディスクブレーキがどんどん搭載されています。

個人期にはクロスバイクでももう少し普及しないかなぁと思いますが、コストにシビアなこともあり、クロスバイクにはあまり普及が進んでいないように思えます。

ディスクブレーキの性質上、購入後の調整で設定可能な特性はほとんどなく、ブレーキに対する要求(例えば、レバーを引いたらガツンと聞いて欲しいとか、レバーの引きしろによって、リニアに反応して欲しい)はブレーキの製品そのものに起因してきます。この記事では主要3メーカーのディスクブレーキの特性についてレビューしています。

Munacky は MTB 日和と MTB に乗る人を応援しています。

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