ラノベ感想

本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 第四部「貴族院の自称図書委員V」感想

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表紙はエーファ、トゥーリ、マインの三人です。綺麗なドレスです。このドレスについては是非とも本編で。

あらすじ

公式より

エーレンフェストの下町を美しい街へと生まれ変わらせたローゼマインは、他領への影響力を強めるため、さらなる発展を目指す。
そのためには、民の協力が欠かせない。貴族との壁を壊すため、彼女は自ら活発に動き回る。直轄地の印刷工房の視察や、染め物コンペの開催による職人の発掘、図書館建設計画の妄想(?)などなど。複雑な領地問題が絡む兄の結婚式では、不穏な旧ヴェローニカ派への警戒も必要に。領地内の派閥争いは激しさを増していく。
季節が冬の到来を告げる頃、貴族院では二年生が始まるのだった。
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みどころ

貴族として暮らすことがだんだんと長くなってきたローゼマインですが、それだけに貴族と平民・灰色神官との意識の違いに苦慮するシーンが顕在するようになってきました。

エーレンフェストの神殿のあり方を変えてきたローゼマインのやり方は派閥の論理中心の貴族相手にどこまで通じるのか?この巻で決着するものではありませんが、ローゼマインのやり方がうまくいくことを個人的に願っています。

アウレーリア

お隣のアーレンスバッハから領主の一族からの輿入れしてきた姫です。顔をすっぽりとベールで覆った印象的な人物です。

顔をすっぽり隠すというのはあちらの世界でもあまり一般的ではないようで、本人に悪気はなくとも周りとの軋轢もあるようです。それになかなか気がつかないアウレーリアも大概に天然さんですが、なかなかに面白そうな令嬢です。

アーレンスバッハには海があるようで、お魚が取れるようです。ローゼマインの魚の話題への食いつきっぷりがすごいなぁ。

印刷業の隆盛が後ろめたい

この巻でも順調に製紙業と印刷業が成長していきます。まあ、手書きや木版印刷しかない世界に製紙業と印刷業を持ち込んだら爆発的に成長するのはわかります。そして、それが成長していく様を見ていくのはとても面白いのですが、現実世界だと、製紙業の不振とか出版不況とかで出版業界の皆様は並々ならぬ努力をされていると思いますが、自分はそれに背を向けて電子書籍で購読しているので、若干後ろめたいですが、頑張って色々な方向で応援していきたいと思います。

最近は本屋さんに行かなくなってしまったなぁ。

読み応えのある外伝3作品

エピローグの後に外伝が3エピソード入っています。それぞれ、フィリーネ、アウーレリア、エーファの視点で書かれていますが、どのエピソードも本編の裏でこんなことをしてるのかと微笑ましくなること請け合いです。

外伝2番目のエピソードの家系図のところどころに「男」とか「女」とか書かれていてが、平安時代の家系図みたいでいい味出しています。

このエピソードではランプレヒト兄様の株が急上昇です。

3番目のエーファのエピソードではマインがいなくなった後の一家の様子が描写されています。マインを失った後も前向きな家族のエピソードに胸が暑くなります。

そしてダームエルくんに春が訪れますように。

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