ラノベ感想

「真の仲間じゃないと勇者のパーティを追い出されたので、辺境でスローライフをすることにしました 3」感想

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表紙はまたしてもレッドとリット。冬のせいか吐く息は白く、手が冷たそうです。

あらすじ

公式より

温暖な地域である辺境ゾルタンにも、冬の寒波がやってきた。「寒い日だからこそ来たくなるような薬でもあればいいのに」リットのそんな提案から、レッドはかつての冒険で得た知識を駆使し新商品の開発に取りかかる。やがて、ゾルタンでは珍しい雪が降り始め、夜の森で雪を眺める二人は肌を寄せ合い暖め合う――「あなたの身体って暖かいねぇ」愛しい人と温もりを分かち合う二人の生活は幸せいっぱい。
一方、"勇者の加護"による衝動から解き放たれる為、ルーティは暗殺者ティセと共に辺境の地・ゾルタンへと向かうのだが……!? WEB発大ヒット作、3万字超大幅加筆による新規書き下ろしエピソードを収録。加護によって引き離された兄妹、二人の運命が交錯する第3弾!!

みどころ

冬が始まって、だんだんと距離が縮まってくる二人。Web版よりもだいぶ増えたスローライフの描写がとても素敵で、本のタイトルの嘘に偽りなしです。Web 版ではあんまりスローじゃないよねぇとか突っ込まれていたのが懐かしい。大幅に増えた妖精の里の様子のエピソードなども二人の共同作業みたいでお気に入りです。

そして、ギデオンとルーティは再び出会えるのでしょうか?そしてティセとうげうげさんの運命は。

冬は恋人の季節

3巻の舞台は相変わらずのゾルタンですが、季節は冬。そう、寒くなって人恋しくなる季節です。そんな季節だけに、レッドとリットの距離も急接近。二人のスローライフも大幅に加筆されていて、ニヨニヨが止まりません。

相手のポッケに手を突っ込んで温まったり、抱き寄せて1つのコートの中で温まったり、読んでてウッヒョー、そんでそんで、と一人で盛り上がりながらニヨニヨしています(電車の中だけど)。

妙に生活密着型な世界観

主人公たちの住むゾルタンにもおでんの屋台があったり、主人公たちがホッカイロを開発したりなど、冬ならではのエピソードが満載です。ファンタジー世界のおでんとか賛否両論かもしれませんが、個人的にはこういう世界観は大好きです。

うわー、おでん食べたい。

それに、鉄粉を使ったカイロとか錬金術の賜物ですのう。現実世界だと木炭式から始まって間に白金カイロとかが挟まるんだけど錬金術の恩恵でいきなり鉄粉を使ったカイロが登場するあたり素敵です。

まあ、こういうことにツッコミをいれるのも無粋なので、こういうもんなんだよ。この小道具のお陰でほっこりとしたエピソードが読めるんだから、いいんだよ。

勇者ルーティと暗殺者ティセ(と、うげうげさん)

3巻でもルーティとティセのふたり旅は続きます。そして、旅を続けるうちにだんだんと二人(と、一匹)の距離が縮まってきて友情が育まれていくのが良いです。ティセとうげうげさんのお陰でルーティーもいい方向に変わっているように思います。話せないはずのうげうげさんがとても良い役割を担っていて大活躍です。

だんだんと変わっていく人間関係がしっかりと描写されていてとても素敵です。そして、今回、勇者が心情を吐露するシーンがあるのですがは涙なしでは読めません。そして、それを受けたティセの反応でさらに涙を流しました(電車の中だけど…)。

4巻ではついに賢者のアレスさんなんかも加わってきて一波乱起こりそうな予感です。

Munackyはうげうげさんを応援しています。

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