ラノベ感想

「人狼への転生、魔王の副官 2 勇者の脅威」感想

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表紙は魔王フリーデンリヒター様と師匠のゴモヴィロアさんです。

あらすじ

かつてない激戦を見逃すな――!!
最強 vs 最強

魔王軍と同盟を結んだ交易都市リューンハイトでは、魔族と人間の共存が叶い、街は占領前よりもいっそう賑わいを見せていた。
ちなみに人狼の俺は、第一師団の所属に昇進。
まあ、相変わらず“副官”だけどな。

そんななか、魔王軍第二師団が侵攻する大陸北部に“勇者”が出現したとの情報が入る。
魔王に匹敵する強さを秘めた人間――勇者。
その存在を危惧する俺は、師匠とともに勇者が現れたとされる城塞都市シュベルムへ向かったのだが、そこでとんでもない事態に遭遇する……!!

快進撃続く魔王軍に忍び寄る“驚異”――!?
副官(ルビ:ヴァイト)の活躍から目が離せない人気絶好調の第2巻!

大ボリュームの書き下ろしストーリー「初めての防衛戦」を収録!!

みどころ

魔王がいれば勇者がいる。魔王と勇者に特別な意味が持たされて、お話を回していくのはまおゆう以来の伝統ともいえます。
この作品もほかの作品と同様に魔王の対極に勇者が位置付けられています。

2巻では魔王と勇者を軸にお話が進んでいきます。

また、2巻でも1巻と同様にほかの登場人物による、ヴァイトくんに関する述懐がたくさんあって、なかなかに面白く読ませてくれます。

魔王と勇者

魔王の魔族に対する位置付けと人間世界の勇者に対する位置付けの説明がなかなかに興味深い感じで、人間世界では勇者と王様が分かれていることの強みみたいなものが描かれています。

魔王たるフリーデンリヒター様と人間界の勇者の戦いを見てください!(シャクティ風に)

登場人物紹介と地図がつきました

1巻の感想に登場人物紹介が欲しいのうとつぶやいていたら、なんと2巻には登場人物紹介がつきました。

何、このイケメンと美女。まだ、紹介されている人数は少ないので、今後に期待です。

そして、地図がつきました。Web と違って、かなりグラフィカルです。

これで、どこで何が起こっているのかわかりやすくなりました。

人狼という配役の妙

主人公のヴァイトくんが人狼なのはタイトルの通りですが、人狼の名の通り、普段は人のナリをしていながら、緊急時には狼人の形態に変化します。

作中では魔法使いであれば、人狼と人間の見分けはつくのですが、問題なく一般市民に紛れ込んで色々とあちこちに出没しています。お忍びで街をウロウロとして揉め事があれば、見境なくこれを解決しにいきます。おいおいw。

そして、市民と一悶着起こした時の決めゼリフがカッコいいです。

「人狼はどこにでもいるぞ !貴様たちの中にも 、人狼は潜んでいるのだ !せいぜい用心するがいい!」

人狼の本領発揮というところでしょうか?カッコイイです。

相変わらず無自覚なヴァイトくん

今回も相変わらず、いろんな所にヒョイヒョイ出かけてはいろんな問題を解決するヴァイトくんですが、相変わらず自分のやっていることに関しては無自覚のようです。

以下は、街中で問題を起こしたヴァイトくんと味方の諜報員の会話です。

「お前たちも気をつけてくれ 。くれぐれも 、無謀な真似はしないでくれよ 」
彼らはお互いに顔を見合わせ 、こう返事する 。
「あなたに言われるのは 、色々な意味で妙な気分です … … 」
そうかな?

全くですよw。と合いの手を入れたくなるくらいのセリフです。

活躍する脇役たちとあとがきの関係

漂月先生があとがきでこう書かれています。

… …人はみんな 、人生の脇役です 。
だから私は 「勇者 」とか 「魔王 」とかいう主役級の人たちには 、どうしても感情移入できないのです 。
感情移入するなら 、やっぱり脇役ですね 。

ああ、共感しまくりです。自分も主役より脇役に感情移入してしまいます。ヴァイトくんは完全に主役級なのですが、そのせいかこの作品は脇役の皆さんが大活躍しますし、見せ場もたくさん用意されています。

まあ、師匠のモヴィちゃんは主役級なのでしょうが、モヴィちゃんのどや顔と新しく弟子になった幻術士のラシィさんが意気投合するシーンとか素敵です。

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