ラノベ感想

「転生したらスライムだった件 13」感想

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表紙は悪魔三人娘です。三人とも、今回、大活躍です。

あらすじ

公式より

ジュラの大森林に攻め込む帝国94万の大軍勢。
迎え撃つテンペストは、魔王ラミリスの権能により、
ダンジョンへと町を避難させた。
最前線で原初の悪魔であるテスタロッサ、
ウルティマが猛威を振るう中、帝国軍はダンジョン攻略に乗り込む。
しかしそこで待っていたのは、圧倒的な武力を誇るテンペストの、
凄まじいまでの虐殺劇であった……。

スライムが魔王に成り上がる!?
話題のモンスター転生ファンタジー!!

みどころ

13巻ではとうとう、帝国とテンペストの間で戦争が勃発します。帝国では魔導と科学が融合してできた魔導科学(そのまんまやな)の結晶たる魔導戦車団や飛空船部隊登場します。帝国軍の圧倒的な物量とそれを迎え撃つテンペストの皆さんという図式で進んでいきます。

13巻は12巻での入念な下準備やそれらの描写を上手に昇華させて帝国との前哨戦を熱く描いています。

序盤は物量で押す帝国軍とそれらを個々の質で迎え撃つテンペストという図式で始まりますが、帝国軍にも卓越した力をもつ面々が現れて手に汗握る展開になっていきます。

新旧メンバーの活躍

テンペストもかなりの大所帯になりましたが、13巻の前半の戦車・飛空船部隊では昔ながらのメンバーのゴブタとガビルさん大活躍です。古参メンバーが活躍するのは嬉しいです。

ガビルさんの必殺技「ヴォルテクスクラッシュ」の図

そして、ゴブタ(and ランガ)の必殺技「ダンスウィズウルブス」の図

そして、悪魔三人娘の凶悪な力量も明らかになります。ディアブロさんは前から凶悪でしたが。

物量より個々の質が優先される世界

「転生したらスライムだった件」の世界線では魔法やユニークスキルとレベル(技量)が高ければ物量の差などものともしない世界になっており、最低限の兵站を揃えたり、兵士の人数を増やしているのですが、どちらかというと個人個人が強くなる方が優先されていて、それらは作中でも描写されています。

オーバーロードなどもそうなのですが条件さえ合えば1つの呪文で数万人の兵士を殺戮できてしまう訳で、核兵器クラスの攻撃をポイポイ撃ててしまう人たちがわんさかいると

ちらほらと垣間見える帝国の体制

今回の戦争を通じて帝国軍が表の軍組織と裏の帝国皇帝近衛騎士団の2面性があることが描画されています。

表の軍組織は軍隊の例に漏れずに官僚的です。組織間で功を焦ったり、失敗した責任を回避したり、会社勤めのMunackyとしてはあるあるな感じです。物量と装備にものを言わせて頑張りますが、テンペストの個々の力に及ばず、敗北していきます。

軍の体調と参謀の会話に滲み出るかませ犬臭がたまりません。

『ファラガよ 、ようやく来たか 。これで 、詰みだな 。極秘兵器である魔素撹乱放射の試運転には 、持って来いの舞台であろう ? 』
『ハハ 、敵いませんな 、ガスタ ー殿には 。それでは早速 、我等も参加させてもらうとしましょう 』
『手柄をわけてやるのだ 。ぬかるなよ ? 』
『承知しました 。それでは 、御武運を ! 』
特殊回線による通話にて 、ガスタ ーとファラガは共闘を約束した 。

一方で、帝国近衛騎士団の皆様も強いのですが、それでも相手はテンペストの凶悪な面々だったりして、やっぱりかませ犬な会話がたまりません。

「負け惜しみだな 。悪魔の戯言に耳を貸す者などいない 」
「ゴ ードンの言う通りだぜ 。お前の居場所なんてここにはね ーんだよ 。一度でわかんね ーなら 、何度だって葬ってやるぜ ! ! 」
「さあ 、ガスタ ー殿 。ここは自分達にお任せ下さい 。早く撤退命令を ! 」

帝国近衛騎士団の三人組のセリフなのですが、特に2番目の人がいろんなフラグを立てています。

帝国の反撃に期待

13巻では帝国軍はテンペストの皆様方のかませ犬に終始している感じですが、12巻の皇帝陛下と元帥閣下の会話を聞いているとこれで終わることはありません。14巻での「帝国の逆襲」(Eposide5ではない)に期待です。

Munackyは帝国軍の皆様を応援しています。

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