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「女一匹冬のシベリア鉄道 特別余録」感想

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表紙は船に乗っているぶたさんです。お題はシベリア鉄道ですが、今回、船が重要。

あらすじ

2017年7月刊行の『女一匹冬のシベリア鉄道』の余録を描き下ろし。
ロシアに向かう船に乗るまでの青春18きっぷの旅や、ウラジオストクまでの船の旅など盛り沢山!

みどころ

この作品は「女一匹冬のシベリア鉄道の旅」で書ききれなかったエピソードを詰め込んだ作品です。

  • ウラジオストックまでの旅
  • ウラン=ウデで家庭料理
  • 到着後のモスクワでのエピソード

本編の穴埋めが中心で外伝とはちょっと趣が異なりますが、「女一匹冬のシベリア鉄道の旅」と合わせて読みたい作品です。

特別余録は電子版しかないようで、Munacky の想像では書籍版のページ数の都合で書ききれなかったエピソードをまとめて電子出版したように思います。

ちなみに Munacky は間違えて、特別余録を先に買って呼んでしまったため「???」となったのは内緒です。

素敵な同行者

この作品、色々と印象に残るのですが、一番印象に残ったのは織田さんのいとこのタカちゃんです。猫で擬人化されていますが、本当にタカちゃんの立ち振る舞いが上品で癒されます。物腰やわらかそう。

タカちゃんとは18切符を使って、境港まで同行するのですが、長距離旅行の同行者としてはとても素敵な素養があるように思います。

面白そうな船旅

実はMunackyは記憶に残る限り船旅をしたことがありません。(乳児の時にサンフラワーに乗ったことがあるらしいが記憶にない)船といえば、水上バスとか東京湾フェリーがせいぜいです。

おじさん世代ではウラジオストックといえば新潟から船便のイメージだったのですが、今は新潟〜ウラジオストック航路は運行がなくて、境港から韓国経由でウラジオストックに向かうそうです。

船上で揺れるお風呂のエピソードがすごく面白いです。せっかくなので織田先生のサービスショットを載せておきます。

そして、お約束の数々

ウラン=ウデで家庭料理を作るお話があるのですが、やっぱりご飯が美味しそうです。

特に、今回は作る様子やレシピが載っていて、自分でも作れそうなところがポイント高いです。

そして、やはりお約束としてはロシアの接客エピソード。今回も麗しいロシア美女が顎クイを披露してくれます。

まとめ

所々、内容は重複していますが、特別余録と本編を行ったり来たりして読むのが面白いです。ただ、せっかくなので、特別余録と本編を統合した完全版が出ると嬉しいなぁ。

Munacky は織田先生の旅をを応援しています。

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