台風で旅行がキャンセルになり、息子たちがどこかに遊びにいきたいと言うので、千葉県立中央博物館で開催されている「恐竜ミュージアム in ちば」に行ってきました。
入場料は中央博物館の通常の入場料と同じく、大人800円、小学生無料という良心的な価格です。
恐竜の展示のうち本物の化石は「マイアサウラ」と「カマラサウルス」だけで、残りはレプリカですが、レプリカもいろいろなところで収蔵されている貴重なものを結構な数展示しています。
こちらは入り口に展示している「マイアサウラ」。世界で初めて恐竜が子育てをする痕跡を残している恐竜です。
そして、カマラサウルス。これは子供のカマラサウルスなので、それほど大きくないのですが、子供の化石はとても貴重とのことです。
恐竜ミュージアムの展示内容は最新の恐竜学の学説をわかりやすく幅広く説明しているところと感じました。
特に、説明書きの横に添えている漫画の説明が秀逸です。小学校4年生の上の息子も読んで内容を理解できたようです。
漫画の作者は「森本はつえ」先生です。恐竜への愛が感じられる良い作品です。気になって、少し調べてみたら、森本先生のサイトを発見しました。
しかも、入場した時に人数分無料で配布してもらえるパンフレットにこの漫画が収録されています。このパンフレットを無料で配布するとは千葉県太っ腹です。ちなみに pdf は恐竜ミュージアムのサイトからダウンロードできます。
表紙がこちら。
そしてページの抜粋がこちら。そういえばパンフレットはカラーですね。
是非に読んでいただきたい作品です。
千葉県立中央博物館へのアクセス
公式ページにアクセスについて書かれています。
公式ではあんまり、おおっぴらに言えないのかもしれませんが、千葉県立中央博物館のアクセスは車が便利です。上記サイトには以下のようにさらっと書かれています。北口駐車場って、どこよ?
中央博へは「青葉の森公園北口駐車場」(有料)が便利です.
青葉の森公園には3箇所の駐車場があります。北口駐車場の入り口は千葉市立青葉病院の入口の道路を挟んで反対側にあります。
穴川インターや126号線からくるのであれば、矢作トンネルを抜けて1つ目の信号を左に曲がります。
駐車場の割引はありませんが、4時間まで300円とそんなに高くないので来るまでお手軽に行くのが便利です。
千葉県を幅広く紹介する常設展示
恐竜ミュージアムだけでなく常設展示も見れます。常設展示は千葉県の話題を中心に、地学、生態系と自然科学のお話から、地理、歴史といった社会科学の内容まで広く薄く扱っています。薄くといっても千葉県が中心の話題ですので、戦国時代の北条氏と里見氏の争いや天保水滸伝などある意味すごく濃いです。
館内案内図がこちら。いろんな分野の展示がバランスよく配置されていることがわかります。
そして、千葉と言ったらナウマン象は外せません。
また、チバニアンが話題になったせいか、地学のお話もかなり展示に気合が入っています。
常設展示についてはあまり子供向けの内容ではなく、大人が見て楽しめる内容が多かったです。
ちなみに、博物館の中だけでなく、外にある生態観察園も楽しいです。この夏の時期だといろいろなセミとかカナブン、クワガタなどの姿を見ることができました。(あー、写真撮っておけばよかった。)
お気軽に千葉県に詳しくなれる施設、千葉中央博物館でした。