ラノベ感想

「異世界人の手引き書 1」感想

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表紙にはイカツイおっさんのアップが。
この作品が発売された頃は紙の本を買っていました。

あらすじ

アラサー営業マン、異世界に突然召喚!? 戸惑う彼の前に現れたのは、腹黒貴族に脳筋騎士、そしてヤンデレ令嬢。ミスればデッドエンドな状況の中、生き延びるため必死に足掻く男の成り上がり英雄譚、ここに開幕!!

みどころ

この作品はなろうでの連載開始が2016年1月、書籍化が2016年9月と少し古めの作品ですが、何を隠そう、この私が「異世界大好きおじさん」になってしまう原因にもなった作品です。

狭い観測範囲で恐縮ですが、2016年ごろは異世界転生や異世界召喚ものが大流行りで直球系の作品が多く生まれました。今は異世界モノに一捻り加わったお話が多いですが、この頃はまだ直球の作品が多かったように思います。

異世界に召喚された主人公が人生を振り返って、将来、日本から召喚されるかもしれない人に向けて召喚先の世界についてのいろいろなことを手引書として書くという体裁がとられています。

激しく濃いおっさん成分

異世界ものだとすぐにハーレム系を想像する方も多いかと思いますが、この本はどちらかというと女性よりも男性の方が特徴的な方が多くて、おっさん万歳な作品になっています。

召喚先の世界でお世話になる貴族の当主、イケメンで親バカながら厳しい師匠、駄犬と呼ばれる騎士、高速で動く怪力フルプレートの養父など、主たる登場人物の男性だけでお腹いっぱいです。

そう、なんという、おっさんパラダイスがここにあるわけです。そして、おっさん達の思惑を受けて、なんとか召喚先の異世界で生き延びようとする主人公。そんな話がつまらないわけありません。

女性陣は人数が少な目だけれど…

1巻では女性陣はヒロインのベアトさんを除いて名前が出てくるキャラクターは養母の〇〇さんくらいでしょうか。

しかし、ベアトだけで、良いのです。

ベアトは一見、ヤンデレヒロインなのですが、本当に可愛いです。本当に可愛いです。大事なことなので二度と言います。色々な本を読んでいると登場人物に惚れてしまうことが稀にありますが、本当に惚れてしまいました。いい子です。

主人公のゼストの視点でこの作品を読んでしまうと惚れてしまうのです。

キャラクタードリブンなストーリー展開

この作品は少なくとも1巻の段階ではストーリー展開の意外性や凝った伏線はありません。
基本的にストーリーはありがちなお約束の連続ですが、濃すぎるキャラクター達による勢いでお約束の展開をかなり楽しく見せることに成功しています。

貴族の腹芸の大変さなども書かれていますが、作品の一要素でしかなく、楽しいキャラクター達が織りなすお約束事を楽しむ作品です。

Munacky はたっくるん先生の復活を祈っています。

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