自転車にモバイルバッテリーを搭載したい
自転車でサイクルコンピュータがわりにスマホを使っているとバッテリーの消費が気になります。
また、スマホのバッテリーが切れかかっているため、サイクルコンピュータ機能を諦めたりすることがよくあります。
ハンドル周りにアタッチメントを介してスマートフォンを取り付けるとどうしてもその周りにモバイルバッテリーを取りつけられないものか考えてしまいます。スポーツ自転車にはカゴがないし、背負ったカバンの中からハンドルまでケーブルを伸ばすのは少し危険。
そんな問題を解決するのにぴったりなのが、トップチューブバッグです。聞き慣れない言葉かもしれませんが、トップチューブとは自転車のフレームの上部分(トップ)のパイプ(チューブ)のことです。そこにつけるからトップチューブバッグです。
少し自転車に古参の方にはベントウボックスと読んだ方が馴染みがある方もいるかもしれません。
昔はTNI のベントウボックスくらいしかラインナップがなかったのですが、今ではなかなかに種類が増えて、サイズが色々と選べるようになっています。
ほとんどの製品はステムの根元とトップチューブをベルクロで止めて、トップチューブの上部に固定するタイプです。
少ないながらもトップチューブの下にぶら下げるのもあるのですが、ボトルホルダーと干渉するので、上につけるものがおススメです。
今回購入したのが、PWTの「TTB1802」です。
PWT「TTB1802」の特徴
搭載するモバイルバッテリーのサイズから計算して、この製品を選びました。
この製品は後発品なだけあって、ケーブルを通す穴が付いていたりと、なかなかに気がきく製品であります。
バッグの底はクッション材になっていて、多少の衝撃がきても安心です。
ケーブルを通す穴もあるのですが、毎回穴にケーブルを通すのが面倒くさいので、この穴はほとんど使っていません。
横にポケットがありますが、それほど何かが入るわけでもないので、あんまり使っていません。
実際に装着してみた
実際に自分の自転車に装着してみました。
残念ながら、フレームの形状のため、トップチューブにつなぐ2つのベルトのうち1つのベルトがつけられませんでした。それでも、ステムと、トップチューブの2カ所で止めれば、実用上問題ありません。
自分の場合、ステムとフレームの隙間がギリギリでした。ハンドルを低めにセットしている人は注意が必要です。
若干、ケーブルが余りますが、余ったケーブルはバッグの方に収納します。
そしてケーブルの穴を使わずに、ファスナーの隙間を通して、携帯電話にケーブルを接続します。
こうすることによって、モバイルバッテリーをバッグから簡単に取り出すことができます。
モバイルバッテリーで広がる世界
自転車運転中にスマホとモバイルバッテリーをつなげることができるため、電池の消耗を恐れて昔は我慢していたことが色々とできるようになりました。それだけではなく、自転車の運転時間をスマートフォンの充電時間に当てられるというのは朝にスマートフォンを充電し忘れても大丈夫という、心のゆとりが生まれることが結構大きいと感じました。
まあ、消費電力の問題でできなかった、自転車を使っての長時間のポケモンGoとか、本体スピーカーから音楽を流しながらのツーリングができるようになったりと、なかなかに快適な生活を満喫することができています。
Munacky はスマホをハンドルにマウントするのであれば、トップチューブバッグにモバイルバッテリーを格納することをお薦めします。