スペアチューブ携帯の勧め
普段乗りでも急に襲ってくるパンク。空気さえしっかり入れていればパンクしない、そう思っていた時期もありました。
空気をしっかりいれておけばリム打ちパンクは防ぐことができます。しかしながら、ガラス片や細い釘などが刺さってパンクをすることが大体年に1回くらいあります。まあ、自転車屋さんに持ち込んでもいいんですが、慣れれば15分くらいでチューブ交換できるので、携帯ポンプと交換用のチューブ、タイヤレバーなどを携帯しています。
ポンプは自転車のフレームに装着するとして、パンク修理セットを格納するのに便利なのがサドルバッグです。自分の場合、サドルバッグにはスペアチューブ、タイヤレバー、携帯工具を入れています。
サドルバッグの選び方
サドルバッグを選ぶポイントは大きさと固定方法だと考えています。色やデザインなども大きなポイントではありますが、機能面に限って言うと、最近市販されているものでは防水だったり、再帰反射素材が使われていたり、リアライトを取り付けるベルトが付いていたりするので、大きな違いはほとんどありません。
サドルバッグの大きさ
大きさについてはサドルバッグに何をいれたいのかが決まれば、おおよそ大きさが決まってくるかと思います。それこそ、ロードやクロスバイク用のスペアチューブ、タイヤレバー、携帯工具だけであれば、Sサイズのサドルバッグで大体収まってしまいます。ただ、鍵を収納したり、マウンテンバイクのチューブを収納しようとすると、Mサイズのサドルバッグが欲しいところです。
まあ、S とか M といってもメーカーによってまちまちなので実物合わせにするか、カタログスペックの容量を見ながら決めるのがいいでしょう。自分はロードバイクとMTB、ともに Mサイズのものを使用しています。ロード用にはパンク修理セットのほかに携帯用のワイヤー錠、MTB用のサドルバッグにはスペアのライトを追加で入れています。
サドルバッグの固定方法
サドルバッグの固定方法は大きく分けて、「ベルクロ式」と「アタッチメント式」があります。
ベルクロ式では、サドルのレールとシートポストにベルクロを巻いて、固定するため、しっかりと固定できるのと、サドルのレールの形状を選ばないので SMP などのサドルでも装着することができます。
ただ、シートポストにベルクロで固定するタイプだとベルクロのヘリとレーパンの太もも部分が擦れて穴が開いてしまうことがあり、レーパンで乗る場合は避けた方が無難です。
とはいえ、がっちり固定できて、サドルを選ばないのは便利です。自分はオーストリッチのSP-605を愛用しています。
一方でアタッチメント式の場合、ネジで付属のアタッチメントを介して、装着します。こちらの方式では、ベルクロ式よりも安定感は劣りますが、実用上十分な強度で固定されます。ただ、アタッチメントとサドルレールの形状に相性があり、ちょっと変わった形状のサドルでは取り付けることができないこともあります。
この、キャノンデールのサドルバッグは廃盤になってしまいましたが、近いところでは、Topeak のSideKick Wedge Pack サドルバッグです。
こういうサドルバッグであれば、レーパンとこすれることはありません。
皆さんの用途に応じて最適なサドルバッグを選んでみてください。Munackyは快適な自転車ライフを応援しています。