今回の表紙はリムルさんとカリュブディスです。カイオーガみたいですね。
あらすじ
公式より
魔王・ミリムにブッ飛ばされ怒りが治まらずにいるフォビオ。そんなフォビオの前に中庸道化連フットマンとティアが現れ、フォビオを魔王にしようと暗躍するのだった。さらに、暴風大妖渦(ルビ:カリュブディス)が復活しテンペストを目指しているとの知らせがリムルの元に舞い込む。陰謀渦巻く暴風大妖渦の復活、そして開戦の狼煙があがる――!!
みどころ
今回はカリュブディスが大暴れしているのをテンペストの皆さんが食い止めるおはなしです。
原作も読んでいるのですが、漫画としてビジュアライズされることによって、カリュブディスの迫力に問答無用の説得力があります。川上先生おそるべしです。
8巻だけでなく、この作品はクライマックスシーンに見開きが多用されるので、電書で読む場合は大画面が欲しいところです。
今回の見所はなんといってもカリュブディスとの総力戦です。テンペスト幹部の皆様の見所がオークキングのゲルダさん、ドラゴニュートのアビルさんまで含めて一通りあり、なかなかの胸熱展開です。
中庸道化連
コミカライズで嬉しいのが、メインキャラだけではなく、敵役の中堅キャラクターまでビジュアライズされるところです。とくに、中庸道化連の原作の描写だけだと分かりづらかったところですが、コミックではなかなかの見せ場です。
怒った道化のフットマンさんとか
涙目の道化のティアさんが素敵に描写されています。
テンペストの描写
テンペストのお風呂の描写が純和風でいい味を出しています。キャラクターだけではなく、背景や施設も含めてビジュアライズされています。リムルさんとフューズさんの誰得な入浴シーンですが。
川上先生のコミカライズは街中だけでなく、ジュラの森など、とても上手に原作の風景を描写しています。
ミリムの手加減
今回は魔王ミリムが手加減(?)を覚えて、攻撃するのですが、なんというか、手加減してそれですか。ミリム様。
でも、しっかりと手加減されていたようです。
Munackyは巻末のヴェルドラとイーフリートさんを応援しています。