今回、大活躍なメイドのソフィアさんが表紙です。
あらすじ
公式より
意図せず男爵となった田中は、何もないただの草原を領地として与えられ、しかもそこで税収を得ることを厳命される。
できなかった場合は奴隷落ち。
田中は土建魔法を駆使して町をつくりを始めるが、その裏ではメイドのソフィアが貴族の不正を訴え、打ち首になろうとしていた……。
みどころ
今回は貴族となったタナカさんが自分の領地を開拓していくお話がメインです。
もはや、なんでもありな土木魔法を駆使して、街を作っていきます。
街づくりって楽しそうですね。
そして、タナカさんは領地の収益を上納金として国に収めなければなりません。
上納金を納めるために、タナカさんが能力をフルに駆使して頑張ります。そして、以外と金勘定できるタナカさんが素敵。
クリスティーナさんかわいい
4巻でもエンシェントロリドラゴンことクリスティーナさんの可愛さが炸裂しています。
人間とのコミュニケーションをなんとか取りつつ生活しております。
田中さんより強力な土木魔法でブイブイ言わせています。ちょっとかわいい。
そして、ちょっと失敗して拗ねてしまうクリスティーナさん。これまた、かわいい。
そして、ファーレンさん、クリスティーナさんとのコミュニケーションの仕方がだんだんと上達しています。
ソフィアさん、大活躍
前半部分は珍しくソフィアさんが騒動の渦中に巻き込まれてお話が進んでいきます。タナカさんへの対抗心なのか、なかなかに無謀な行動に出ては周りを巻き込んでいきます。地の文の「ソフィアちゃん視点」のコーナーの分量も大幅に増えて第二の主人公っぽい感じになってきました。良いことです。
以下は、ソフィアさんがナンヌッツィさんに喧嘩を売るシーンです。ガクブルしているのが、とっても可愛いです。
中盤では意外にも書類仕事で大活躍。
最終章では主人公のタナカさんと奴隷姉妹を救うために尽力します。奴隷姉妹を救うエピソードは賢者の贈り物並にミスコミュニケーションが発生しています。まあ、当然ながら賢者の贈り物ほど良い話では無いんですが。
エステルさんのパパ登場
若干のネタバレになってしまいますが、ついにエステルさんのパパが登場します。この国の貴族って、こんな人ばっかりなのでしょうか?
優男で物腰が柔らかい人の方が怖いと言うのをじで言っています。そして、それに負けないタナカさん素敵!
手前がエステルパパさんで奥はエステル爺さんです。
なかなかに登場人物が出そろってきた間のある4巻でした。
Munacky はエステルパパさんを応援しています。