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"しなる" ペダルは面白い

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最近、普段乗りに使っているマウンテンバイクのペダルを変えてみました。

LITEC の FLEX Pedal です。

このペダルの特徴で薄いこと、踏み面が大きいことは写真を見ても分かると思います。薄くて踏み面の大きいペダルは世の中に沢山あります。しかし、このペダルの性格において一番の特徴は樹脂でできているところです。

薄いペダルの特徴

ペダルが薄いと、力を加える踏み面(力点)と実際に動かすペダルの軸(作用点)の距離が近いため、力のロスが少なく、楽にペダルを回せます。

ビンディングペダルではモデルによっては厚みのあるものでもスムーズに回せるけれど、フラットペダルに関しては薄いペダルはそれだけで正義です。

ほぼ、ペダルの軸程度の厚みになっています。ペダルの踏み面が軸よりも細くなっていますが、ピンの高さがそれなりにあって、軸の一番熱い部分とピンの頭がほぼ同じ高さになっています。

踏み面の大きいペダルの特徴

一方で、踏み面が大きいことのメリットも沢山あります。
まず、しっかりと力が伝わること、オフロードの下りなどで踏み外すリスクが減少すること、足が多少ずれても力の加わるスイートスポットを外しにくいメリットがあります。

薄くて踏み面の大きいペダルの代表といえば、クランクブラザーズのスタンプシリーズですが、値段を見て貰えばわかる通りすごく高いです。

使ったことはありませんが、薄さ、踏み面の大きさだけでなく、軽量性や剛性に関しても高評価です。

樹脂製のメリット

LITEC は Flex Pedal に樹脂を使うことによって、他には無い特徴を与えています。このペダルは踏み面の大きさ、薄さと相まって、力を入れて漕ぐと、ペダルがしなるのがよくわかります。

ペダルは剛性感が命!ペダルがしなるのって、デメリットじゃない?と思う方もいるかと思いますが、ふにゃふにゃというほど柔らかくなく、登りで体重を掛けて踏むと少し柔らかさを感じてしまう程度です。

このペダルの楽しいところは下り、それも段差があったり、不整地の下りで、ペダルが追加のサスペンションがわりにビョンビョンしなって衝撃を吸収してくれるところです。

あと、副次的なメリットとして、価格が 5,000 円とリーズナブル、軽い(350g)、カラーバリエーションが豊かと言うものがあります。特に樹脂そのものに着色されているので、こすったりキズがついて塗装がハゲることもありません。

そのほかのデメリットとしては反射板がついていないくらいでしょうか?そこは反射シールを貼って、しのぐことにしました。

LITEC の FLEX Pedal はガチで登る人には向きませんが、自転車の新しい楽しみを教えてくれます。

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